経営について戦略的に考えてみる
- 戦略の定石を理解せよ! → 戦略は普遍性・法則性がある
この記事は私がもう10年以上購読している佐藤義則さんの本やメールマガジンから得た知識を活用している。 マーケティング本では有名な「ドリルを売るには穴を売れ」を読んで衝撃を受け、以来ずっとメルマガも読み続けています。
今日はブログを書きながら自身の頭の中を整理します。
- ベネフィット
まず、最も重要な考え方を定義しておきます。
お客様にとって『どういいのか??』
→ お客様は モノ から得られる 価値 = ベネフィット に対価を支払う
ここで重要なのがモノのスペックどうとかではなく、価値に対しての対価ということです。
お客様にとって良いものとはよく言われていますが、本当にお客様にとって良いのか?を考えたときに的外れになっている商品・サービスは意外と多いと感じます。
売り手はどうしても商品スペック・機能・仕様の向上を考えますが、その向上された商品にたいして価値は上がっているのかを真剣に考えたほうがよい。ということです。
- 経営戦略は5つの要素にまとめることができる。
- 市場型・・・・・マイケル・ポーター、5forces・バリューチェーン
- 独自資源型・・・コアコンピタンス経営・リエンジニアリング
- 差別化型・・・・ブルー・オーシャン戦略
- 顧客型・・・・・ピーター・ドラッカー、フィリップ・コトラー
- メッセージ型・・ポストモダンマーケティング、ポジショニング理論
上記、5つを全て理解して考え尽くすことは非常に困難です。
経営戦略のポイントは、どれか一つをやれば良いのではなく、全てが重要で各要素間の一貫性が重要となります。
佐藤先生の本ではかなりの頻度でこの「一貫性」「具体性」が重要であると記されています。
これは、言葉で言うのは簡単なのですが、考えて行動し始めると非常に難しいです。。。
- 佐藤先生が考えるフレームワーク(BASCS)
上記、戦略の5要素を佐藤先生の考えるフレームワーク、戦略BASiCSで考えてみます。
- 戦場・・・・・・・儲かる市場で戦えば儲かる
- 独自資源・・・・・競合他社が真似できない商品なら儲かる
- 強み差別化・・・・差別化できる強みのある商品なら儲かる
- 顧客ターゲット・・お客様の立場に立った商品なら儲かる
- メッセージ・・・・売り方、販促、CMが良ければ儲かる
これを競合他社に対して有利に展開できるか考え、相対的優位に立つことが重要であるという考え方です。
とても参考になるので覚えておいて損はないと思います。